よみもの
シンプルに楽しくお料理を「無水鍋」で。
軽くてシンプルで使いやすい。「こんなに簡単にできちゃっていいの?」と思えるくらい、お料理がおいしく出来て、お米もツヤツヤに炊ける頼れるお鍋です。
一台あれば、一生モノ。親子三代で使っている方もいるぐらい、丈夫で長持ち。
こちらは長年、宮城の家庭料理教室を主宰された高橋廣子さん愛用の無水鍋。なんと50年も使い続けたモノです。
「シチューなど煮込みをするのも、ごはんを炊くのも無水鍋。煮込みは芋など煮くずれせずホクホクのまま。ごはんは無水鍋で炊くのが一番よ!」と高橋さん。
今回はごはんをおいしく炊くコツを教えてもらいました!
ぬか床を混ぜる高橋さん。このぬか漬けがまた絶品!
まずはお米をと研ぐころから。炊き始める1時間前に研ぎ、研いだらザルにあげておきましょう。 水に浸けたままにしておくと、お米のでんぷんが溶け出してしまい、うま味を逃してしまいます。 研いだ時の水だけでもお米は十分、水分を吸ってくれます。
次は水加減。目安はお米の量の2割増し。 2合を炊く場合は360ccにその2割分の72ccを加えて、そこから少々水を取ります。 無水鍋で炊く場合は、お水をちょっぴり少なめにするのが大事だそうです。
ここでワンポイント! 早く炊き上げたいときは、研いだ後のお米を無水鍋にあけ、 水ではなくお湯で炊くと、お米が早くやわらかくなるので、火にかける時間が短縮出来ちゃいます!
これでお米の準備はバッチリ!火にかけます。 まずは中火強で5分。熱伝導の良いアルミで出来ているので沸騰するのが早い!
次に中火で5分。湯気がシューシュー、蓋がカタカタ。 吹きこぼれが気になる時は、ふきんやてぬぐいでグルっとひと巻き。
そして弱火で5分。吹き出す湯気が徐々に少なくなっていきます。
最後に蒸らしを10分でおいしいごはんの完成です!
ここでワンポイント!
もし、炊きあがりが固くなってしまったときは、
お湯を少し入れて、もう数分火にかけると、ごはんの固さが調整できるそうです。
高橋さんに炊いてもらったご飯をいただきました。 普段、ごはんは炊飯ジャーで炊いているスタッフ感激!! ツヤツヤでお米の甘みや香りを感じました。
こちらは現在販売中のモデルで、ガス火・IHに対応(フタはガス火のみ)。
18cm・20cm・24cmのサイズがあります。
今回はご飯の炊き方をご紹介しましたが、無水鍋は他のおかず作りにも大活躍。 アルミの熱伝導の良さと、その熱が厚肉構造によって均一に火がまわることで、素材のうまみが凝縮されて 肉じゃがやカレーなどいつものおかずが、「あれっ。いつもよりおいしい!」と感じられるはずです。