窓の家

新潟市に計画した新築戸建て住宅です。 敷地面積29.7坪と、決して広くはない敷地に車2台の駐車スペースと、3ＬＤＫの間取りを確保しました。
居心地のよい計画とするため、寝るだけの主寝室などの部屋をなるべく最小限の広さとし、家族の中心であるリビングを広く確保しました。リビングは広く開放的に感じられるように、北側に向けて高くなる勾配天井とし、頂部にハイサイドライトを設け、安定的な採光と通風を確保しています。
一見ランダムに配置されたようにみえる窓は、生活の動作、視線の抜け、プライバシー性を考慮し配置しました。
高さを低めに計画した窓からは、外構の植栽を望むことができ、四季を感じ成長を楽しめる住まいとなっています。
近年雪が少なくなっている新潟市ですが、将来的な豪雪時でも安心して過ごせるように、1ｍ以上の積雪荷重に対応できる構造部材の選定、耐震性を確保した設計としています。